謎の蒔絵師 永 田 友 治 展
令和元年 6月8日(土)ー7月15日(月)
会場 MIHO MUSEUM
「永田友治」は尾形光琳の後継者をアピールする江戸時代の蒔絵師で、作品も多数残りましたが、その資料はほぼ皆無で生没年不詳でした。
ところが、近年は熱心な研究が進み、その活躍年代や京都と大阪を拠点とする活動がおぼろげながら分かってきたようです。
その仕事は現代的な印象で、多種多様な技巧を用いて図案が描かれています。また、漆の色を出すため相当研究したようです。独自の技法を生み出し、人気の蒔絵師だったのでしょう。
江戸時代の仕事は窮屈ではなく豊かです。令和になっても、発見できる古典のある有難さを感じました。
*友の字には点がついていますが、変換できませんでした。
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